無趣味の戯言

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【レビュー】Rakuten Hand ファーストインプレッション

こんにちは、だいちゃんです。

先日、 Re麺bar を運営している親友の Taco @ra_men_beer におすすめされ、12ヵ月無料キャンペーンにも惹かれたため、ついに5年近く楽天モバイルへ乗り換えることにしました。

その際、新規契約と同時購入でRakuten Handが実質無料になるキャンペーンを実施していることを知ったので、迷うことなく同時購入してみました。今回はその際に手に入れたRakuten Handのレビューを、まだ使用して2日ほどなのでファーストインプレッションとしてまとめてみようと思います。

Rakuten Handは僕の購入基準をクリアしていた

僕はスマートフォンにはコンパクトさと最低限の実用性を求めいています。そしてどうしても消耗品になってしまうと思っているので、あまり高い製品には手が伸びません。

近年のトレンドが大型化・高スペック化へ向いてる影響で、僕の求めているスマートフォンの選択肢がどんどん狭まっている印象があるのですが、今回購入したRakuten Handは、その基準をしっかりクリアしてくれていました!

  • 幅が65mm以内(約63mm)
  • FeliCa搭載
  • USBポートが type-C
  • 指紋認証対応

幅、FeliCa、Type-C、すべてクリア

スマートフォンは毎日常に持ち歩くものであり、しかも外出先でもサクッと片手で使える必要があるので、コンパクトさを重視しています。大画面の方がコンテンツを楽しめるという意見もあるかと思いますが、外出先で動画などを利用するシーンが僕にはなく、自宅ではiPadで動画や電子書籍などのコンテンツを閲覧しているため、スマートフォンが小さいことによる影響はありません。

コンパクトさの基準として、幅が 65mm 以内であることを基準にスペック表を見ています。もちろん、エッジの具合や素材などによって65mm以上でも十分手になじむ可能性もありますが、1つの基準として65mmを軸にしています。

FeliCaは主にQUICPayでの支払いを利用するため、必須です。クレジットカードで支払うよりも、今流行りの○○Payよりもスムーズに支払うことが出来るので愛用しています。メルペイをiDに紐付ければ同じくらいスマートな運用にできますが、メルペイへの入金の手間を考えればクレジットカードから直接紐づくQUICPayが構成もシンプルでお気に入りです。

充電ポートに関しては、Xperiaを購入したタイミングで各所にUSB type-Cの充電ケーブルを準備したので、それをそのまま利用できる製品を選びたいと思っていました。最近のiPhoneはMag Safeと呼ばれる無接点充電を推していますが、Qi充電も含め、充電器自身のコスト問題や確実性などを考えるとまだ僕の中では導入のフェーズには至らないと思っています。

そう考えると、Rakuten Handは僕の求める基準を綺麗にクリアしてくれていました。

指紋認証にも対応

画面内に指紋センサーを搭載することで指紋認証にも対応しています。

画面内指紋センサーは明るい場所での感度の問題もあるようなので気になるところですが、数日使ってみた感じだと感度は良好でした!ただ、いまはまだ保護フィルムを貼れていない(注文中)ので、貼ると感度は落ちるかもしれません。

Rakuten Handは指紋認証だけでなく、顔認証(2D)にも対応しています。

2D顔認証も感度は良好で、むしろ良すぎてセキュリティ的にはあまり良くない気がします。

画面ロック解除の際は指紋認証と合わせて利用できますが、僕が試した限りだと、アプリ内の生体認証としては指紋認証のみになるようで、顔認証は設定できませんでした。アプリによっては顔認証も設定出来るかもしれませんが、銀行のアプリなど高いセキュリティが要求されるものには使用しない方が良さそうです。

eSIMのみ対応/SDカードスロットも無し

物理SIMカードを持たないeSIM専用端末のため、万が一本体が壊れた時にSIMだけ手持ちのスマホに差し替えて代替するような運用が出来ず、また、機種持ち込みでの転出もeSIMに対応している事業者に限られてしまいます。バンドの問題もあるのですが、公式サイトの対応周波数を確認する限りIIJmioのeSIMとかだといけそうですけどね。ただ、公式なアナウンスは見当たりませんでした。

Band 1 (2.1GHz) / Band 2 (1.9GHz) / Band 3 (1.8GHz) / Band 4 (1.7GHz / 2.1GHzAWS) / Band 5 (850MHz) / Band 7 (2.6GHz) / Band 18 (800MHz) / Band 19 (800MHz) / Band 26 (800MHz) / Band 28 (700MHz APT) / Band 38 (2.6GHz) / Band 41 (2.5GHz) / Band 42 (3.4GHz)

ついでに、microSDカードスロットもありません。とはいえ、写真はすべてGoogleフォトでバックアップしていますし、それを除けばほぼ容量を圧迫するようなデータはスマートフォンでは扱わないので問題なさそうです。

その他気になった点

防水性能がIPX2なのでちょっと心許ないかなって感じです。お風呂では使用できませんね。以前使っていたXperiaがIPX8だったので、いままでのような使い方は出来ないことを心に留めておく必要があります。

有機ELディスプレイは発色良くいい感じでしたが、映像ソースによっては白っぽく見えることがありました。設定があるのかすらまだわかっていませんが、調整出来るもんですかねぇ。

Rakuten Handは Shenzhen Tinno Mobile Technology(深圳市天瓏移動技術)が製造していることもあり、フォントに関して個人的に心配していたのですが、それは稀有だったようで、一昔前の中国製スマホに見られた中国語寄りのいわゆる中華フォントの面影はほとんどありませんでした。むしろXperiaのフォントがクセのあるものだったので、それに比べると標準的なフォントになっています。

カメラ性能に関してですが、あまり写真を撮らないのでジャッジ出来ないですが、最低限のクオリティはクリアしていると思います。レビュー記事を読む限り、ソフト面があと一息って感じのようですが、 G Cam という野郎アプリを入れると暗所での撮影がぐっと良くなりました!色々調整も出来るのでオススメですが、ストアアプリではないので自己責任でお願いします。


Xperiaに比べるとダウンスペックするかと思いきや、防水性能が劣る程度で、僕の使い方ではほぼ問題なく利用でき、コストパフォーマンスは結構高いですね!

参考

Buy Me A Coffee