無趣味の戯言

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【読書録】コンビニ人間

こんにちは、だいちゃんです。

書評するほど本に詳しいと思ってない上に、言葉を操る術もないので、読んだ感想を中学1年生の夏休みの宿題レベルでメモしておきます。

きっかけ

みなさんの本を買うタイミングっていつなんでしょう。

僕はほんと気まぐれでしか買わないのですが、今回はテレビ番組・アメトーークで読書芸人かなにかをしていたのを録画でみたのがきっかけです。すごくありったけな理由。

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「普通」

以前Twitterでも流れてたと思うのですが、普通に大学を卒業して、普通に就職して、普通に恋愛して、普通に結婚して、普通に子供産んで、、、ってすごく難しいことじゃないですか?

でも人はそれを普通だと思い込んで、普通を目指して生きていく…。

いや、そもそも普通って何なの?

そんなことを考えさせられるような内容でした。30歳を超えて未婚処女な普通じゃないコンビニ店員の主人公が、周りから普通を押し付けられ、理解できず…と、色々苦労したりして、最終的にハッピーエンドなのかと問われても、それは読む人の感じ方じゃないかなって思いました。

「普通じゃないな」って感じの人と出会ったら、距離を置いてしまうし、場合によっては「怖い」「危険だ」っていう判断を下して、最悪社会から排除しようとしてしまうのが人間がこれまでやってきたことなんですよね。ただ、世代・地域・文化が変わればそれだけで普通は違ってくるはずなのに、普通に囚われすぎるのも良くないような気もします。

それでも僕は今でも普通に恋愛して普通に結婚するのが夢だったりするので、人間の無意識の世界は難しいなって感じています。

まとめ

久しぶりに買った本、大当たりでした。

数学みたいに答えがあって、それに向かうためのヒントとか解答解説が書かれているわけではなく、人が無意識のうちに作り上げた「普通」ってなんなんだろねって考えさせられる本なので、答えのないもどかしさはありますが、だからこそ無限に答えがあると思うと心が豊かになりそう。

物語のなかに引きずり込まれる感じ、やっぱり好きです。

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