こんにちは、だいちゃんです。
久しぶりの読書録になってしまいました… 読もう読もうとは思ってるんですがなかなかKoboアプリを起動できずにいました…
久しぶりに読んだ本はこちら!
お笑いコンビ・ オードリーの若林 正恭さん による エッセイ集 です。
もともと雑誌に連載されていたものから厳選したものと、この書籍用に加筆したエッセイで構成されているそうです。
この一冊を通して、若林さんという人柄がぎゅっと詰まっているような気がしました。
人が気にしないようなことを気にしすぎてしまう「 めんどくさい人 」と自信を評する若林さんに勝手に親近感を覚えていた僕ですが、若林さんの考え方や行動に共感する部分も大いにあった反面、やっぱり芸人さんらしく全然僕とは違う考え方をされるんだなという発見も多かったです。
プロレス観戦という趣味に関しても「 痛そう 」以外の感情を持てないので←
「第一章」は主にこれまでの若林さんの人となりや考え方についての章だったように感じました。共感できるところも、できないところも全部含めて若林さんを知ることが出来たと思います。
そして「第二章」では、「おじさん」になった若林さんが過去の自分を改めて振り返り、今を見つめ直しています。
「 スタバでグランデと言えない自意識過剰な自分 」について、高校の文化祭でステージ上の人気者に対して「みっともない」と価値下げして、臆病でステージに上がれない自分を肯定し自己防衛した頃から自意識過剰は始まっていたのではないかと分析していました。
僕も似たようなところがあって、スタバで指差し注文しか出来ないです←
この自己防衛の方法は、 手軽にできるせいで癖になる のが厄介で、若林さんは「肯定ノート」を作り、自分がやって楽しいことを徹底的に書き込んでいくという方法で自分の楽しいと思えることを再認識し、認めることで、他人の趣味に関しても真剣に耳を傾けるようになったそうです。
“好き”という感情は“肯定”だ
僕は自分が嫌いなので、肯定する・好きって認めるってすごく難しいことだと感じるのですが、ちょっとやってみようかな。
また 薄っぺらな読書感想文 ですが、この本は若林さんの考え方とか優しさみたいなものが詰まっているので、 内向的な方にオススメです。笑
自己啓発本のように「○○しなさい」みたいなことは一切書いてありませんが、自分と似たような考え方をして、似たような思いで生きている人のことを知ることで 安心感 が得られる気がしました。