こんにちは。だいちゃんです。
先日 Google がリリースした AI エディタ Antigravity を試してみました。
まだ開発レビュー版ということで、正式リリースではなく、料金形態なども発表されていないので、本格的に乗り換えるとかの判断はできませんが、VSCode をベースにしてるので気楽に試せる良さがあります。

ざっと 2 日くらい試した感想をメモっておこうと思います。とはいえ、AI の成長は早いので、記事が読まれるころには状況が変わってるかも。
AI に指示を出す Chat 機能の反応は、Copilot に比べて Antigravity の方が良いように感じました。
具体的には、プロジェクトフォルダ内を勝手に見に行ってくれるので、コーディング規則などをわざわざ指示を細かくださなくても察してくれる感はありがたかったです。ただ、もちろん完璧ではないので、絶対守ってほしい規則はちゃんと明文化したほうが良さそう。
僕の場合、CSS が縦に長くなるのがいやで、「widhtとhight」とか、「font-sizeとfont-weight」とか関連するプロパティは 1 行で指定するクセがあるんだけど、それは模倣してくれました。
そんな感じで、その辺りの賢さは現状 Antigravity に軍配が上がるのかも。
モデルが複数選べますが、どのモデルでも基本的に Copilot より時間は掛かってるように感じました。特に、Gemini 3 Pro(LOW) だと結構遅いような気がします。投げておいてトイレ行くくらいがちょうどいい。
Gemini 3 Pro(High) だと Copilot といい勝負な印象ですが、結構すぐ上限に達するイメージ。現状、料金プランなども提示されていないので、どういう条件で制限をかけているのかは分からないですが、みんなの利用量に応じて調整しているって話も。とはいえ、最初から複数モデルが選べるので、切り替えながら使えば、僕くらいの用途では何もできなくなることはありませんでした。
ここまでは、AI に指示を出して、AI がコーディングするときの話でした。一方、人間がコーディングする際の AI によるアシスト機能もよく使います。
ただ、アシスト機能では、Copilot との差は感じませんでした。
VSCode をベースとしているだけあって、スムーズに使い始められました。
一部、ショートカットキーが違うようで、ちょっと手こずることもありますが、基本的には困ることなく使えてます。本格的に乗り換えることになればカスタマイズすればいいだけなので、大きな問題にはならないかと。
全体的に好印象を持ちました。
使ってるうちに、再起動しないとシンタックスハイライトが効かなくなるとか、レートリミットに掛かったわけじゃないのに AI が使えなくなるとかはありましたが、開発レビュー版なので仕方ないかなと思います。
ちなみに、以下の設定・以下のシチュエーションで試してます。
)
あとは価格ですよね... と言ってる間に Copilot が賢くなる可能性だって十分にあるので、なかなか AI は課金先が悩ましいですね。
