こんにちは、だいちゃんです。
最近やっとローカルでGAS【Google Apps Script】を書く環境を整えましたw
やってみると意外とすんなり出来たので、これからGASを書く予定のある方は30分くらい投資しても損はないと思います。
そもそも、なぜローカルで書く必要があるのでしょうか。ブラウザ上でも書けるのに。
みたいなメリットがあると思います。
ちなみに愛用のエディターは Atom ですw
npmでインストール出来ます。大好き。
グローバルインストールなので、この作業はPCに対して1回のみでOKで、プロジェクトごとにインストールする手間はありません。
$ npm install clasp -g
$ clasp login
上記コマンドを叩くと、自動的にブラウザが立ち上がります。(立ち上がらない場合はターミナル上に表示されたURLを開く)
開いた画面で「許可」をクリックすると、紐付けが完了します。
ログイン情報を ~/.clasprc.json
に保存したよ、的なメッセージが出るのですが、複数アカウント使い分けたいときどうするんだろう?
Git使い慣れてる方ならおなじみの言葉ですが、GASも既にリモート(クラウド?)上にあるプロジェクトを持ってくることをクローンと言うらしいです。かんたんだね!
これはもちろんプロジェクトごとに必要なので、ちゃんとプロジェクトのディレクトリまで移動してから行いましょう。
$ cd プロジェクトディレクトリまで移動
$ clasp clone スクリプトID
スクリプトIDは、スクリプトエディタ(Web)の ファイル > プロジェクトのプロパティ
で確認できます。確認できない時は、ちゃんとプロジェクトを保存したか再チェックしましょう。
これでコードを書き始められるのですが、僕はここで一旦ディレクトリを整理します。
ソースファイルを src/gas
の中に入れたいので、一旦 .clasp.json
以外を削除します。そして .clasp.json
を下記のように書き換えます。
{
"scriptId":"xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx",
"rootDir":"src/gas"
}
rootDir
の1行を追加しました。この部分にソースを保存したいディレクトリを指定してあげるだけです。
その後 clasp pull
してあげれば、指定したディレクトリにソースが保存されています!
GASの場合、何というのが正解なんでしょうか?
それはさておき、コードを書いたあとは push
が必要なのですが、その前にブラウザ側でGAS APIを利用できるように設定しておく必要があります。
https://script.google.com/home/usersettings
にアクセスして、 Google Apps Script API
をオンに切り替えておきましょう。
あとはpushして、Web側で見れるソースを最新にしておけば完了です。
$ clasp push
ここまで、慣れていれば30分掛からずに出来ちゃう内容だったのではないでしょうか。
結構あっさり導入出来る割に、利便性は高いのでGASを書く機会がそれほど無くても入れておくことをオススメします!